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中央競馬(JRA)の馬券をスマホで買いたいなら、JRAの公式ネット投票「即PAT(ソクパット)」が基本です。JRAが指定する銀行の口座か本人確認済みのPayPayアカウントがあれば、インターネットだけで申し込めて、登録したその日から馬券を買えます。締切は各レースの発走時刻の1分前で、競馬場の窓口や発売機(2分前)より少し遅くまで買えます。この記事では、JRA公式サイトに書かれている内容をもとに、対応する金融機関、入金と精算、発売時間を整理します。数字は2026年10月27日にJRA公式サイトで確認したものです。
即PATとは:JRAの3つのネット投票の違い
JRAのネット投票には「即PAT」「A-PAT」「JRAダイレクト」の3種類があります。JRA公式の比較表から、はじめての方が気にするポイントを抜き出しました。
| 項目 | 即PAT | A-PAT | JRAダイレクト |
|---|---|---|---|
| お金の出し入れ | JRA指定の金融機関の口座 | JRA指定の専用口座(新たに開設) | クレジットカード |
| 使えるまで | 登録当日から | 約2か月から約4か月 | 指定カードがあれば登録当日から |
| 発売締切 | 発走1分前 | 発走1分前(プッシュホンは5分前) | 発走2分前 |
| システム利用料 | なし | なし | 100円(税込)/回 |
| 最低購入金額 | 100円/回 | 100円/回 | 1,000円/回 |
| 1か月の利用限度 | 制限なし | 制限なし | 100,000円/月 |
| 地方競馬 | JRAが発売する全ての日 | JRAが発売する日(JRA開催日・特定の祝休日・JBC開催日) | なし |
JRA公式サイトでも即PATは「はじめての方におすすめ」と案内されています。手数料がかからず当日から使えるので、まずは即PATを検討するのが自然です。クレジットカードで買えるJRAダイレクトについては、競馬のネット投票に使える銀行・カードまとめで詳しく紹介しています。
即PATに使える金融機関
JRA公式サイトで即PATの登録先として案内されているのは、次の9行とPayPayです。どれか1つの口座(またはPayPayアカウント)があれば登録できます。
| 金融機関 | 登録で必要になる主な情報(JRA公式) |
|---|---|
| 三菱UFJ銀行 | 店番号・口座番号・キャッシュカードの暗証番号 |
| 三井住友銀行 | 店番号・口座番号・キャッシュカードの暗証番号(またはSMBCダイレクトのログイン暗証とパスワードカード) |
| ゆうちょ銀行 | 通常貯金総合口座の記号・番号、キャッシュカードの暗証番号 |
| りそな銀行・埼玉りそな銀行 | 店番号・口座番号・キャッシュカードの暗証番号(またはマイゲートのログイン情報と認証) |
| PayPay銀行 | 店番号・口座番号・ログインパスワード(ログインIDを設定している方はそれも) |
| 楽天銀行 | ユーザID・ログインパスワード・暗証番号 |
| ドコモSMTBネット銀行 | ユーザーネーム・WEBログインパスワード・WEB取引パスワード |
| auじぶん銀行 | お客さま番号・ログインパスワード・暗証番号 |
| PayPay | 本人確認が完了したPayPayアカウント。登録はスマートフォンからのみ |
注意点もあります。法人名義の口座は使えません。三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行では、A-PATや担保ARSで使っている口座は即PATに登録できません。ゆうちょ銀行は「通常貯金」の「総合口座(送金機能あり)」が対象で、キャッシュカードが手元に届いていないと登録できない場合があります。
口座を持っていない場合は、各銀行のアプリやホームページで普通預金口座を開いてから申し込みます。JRAの案内によると、ゆうちょ銀行は「ゆうちょ手続きアプリ」で口座を開設すると、土日でも最短即日で開設できます。
登録の流れ(3ステップ)
- 登録する金融機関を選ぶ:JRA公式サイトの即PATのページで、金融機関のロゴから新規登録へ進みます。
- 銀行サイトで口座振替契約をして、必要事項を入力する:銀行のサイトにログインして手続きをし、JRAの即PAT新規登録ページで必要事項を入力します。PayPayの場合はPayPayアプリでアカウントの連携をします。
- 発行される「加入者番号」などを控える:投票サイトにログインするときに必要です。他人に知られないよう大切に保管します。
申し込みができるのは即PATの発売時間帯(地方競馬・海外競馬の発売時間を含む)だけです。金融機関によっては、システムメンテナンスで登録できない時間帯もあります。
入金と精算のルール
入金:1日2回までは手数料無料
即PATでは、馬券を買う前に登録した口座から即PATへ入金します。JRA公式のFAQによると、入金手数料は1日2回目までは無料で、3回目以降は1回につき15円かかります(入金額に手数料を加えた金額が引き落とされます)。JRAも「入金はまとめて行うこと」を勧めています。
ここでいう「1日」の数え方には注意が必要です。金曜日の夜間発売開始(通常18時30分)から土曜日の17時30分までは土曜日分、土曜日の夜間発売開始(通常19時30分)から日曜日の終日までは日曜日分として数えます。
精算:節の最終日の翌日午前中に自動で振り込み
払戻金などの残高は、「節」(発売日が続く期間のまとまり)の最終日の翌日午前中(通常は月曜日)までに、登録した金融機関へ自動で振り込まれます。自分で出金を指示することもできます。
発売時間と締切(2026年のJRAの案内)
| 対象レース | 発売開始 | 締切 |
|---|---|---|
| 土曜日の全レース | 金曜日 18時30分 | 各レース発走1分前 |
| 日曜日の全レース | 土曜日 19時30分 | 各レース発走1分前 |
| 月曜日の全レース | 日曜日 19時30分 | 各レース発走1分前 |
| WIN5(土曜日) | 金曜日 18時30分 | 最初の対象レースの発走5分前 |
GⅠレースなどは前日から発売されます(前日発売の締切は前日17時30分)。夏の「競走時間帯の拡大」期間は発売開始が変わる日もあるので、該当する時期はJRAの発売時間ページを確認してください。
JRAは「締切10分前より回線が混雑し、申し込みできないことがある」と注意を呼びかけています。1分前まで買えるとはいえ、買う馬券は早めに決めておきましょう。予想と食事の時間配分は競馬当日の準備と予想の段取りで紹介しています。
使う前に知っておきたい注意点
- 投票前に出走取消・騎手変更・馬場状態を確認する。一度成立した投票は取り消しも変更もできない
- 会員本人以外は使わない。加入者番号や暗証番号は他人に教えない
- 4年間利用がない場合は自動で解約される
- 即PATを他のサイトやアプリと連携させて使った場合、JRAは投票の成否や内容を保証しない
即PATでは地方競馬や海外競馬の馬券も買えます。地方競馬はJRAが発売する日に限られ、発売するレースは地方競馬の公式サイト「JRAネット投票×地方競馬」の発売カレンダーで確認できます。地方競馬を毎日のように楽しみたい方は、地方競馬専門の楽天競馬なども選択肢になります。
競馬場で観戦する日は、東京競馬場、中山競馬場、京都競馬場、阪神競馬場のページで場内グルメも探せます。場内で買う予定のレースと即PATで買うレースを分けておくと、売り場に並ぶ時間を食事に回せます。
馬券は20歳になってから・のめり込みが心配なとき
20歳未満の方は、競馬法第28条により馬券を買うことも譲り受けることもできません。即PATは手軽に買える分、使いすぎには注意が必要です。JRAは、本人の申請による電話・インターネット投票の利用停止や購入上限額の設定の仕組みを設けています(家族からの申請による利用停止もあります)。詳しくはJRAのギャンブル等依存症対策のページで確認できます。
のめり込みに不安やお悩みがある方とその家族は、公営競技ギャンブル依存症カウンセリングセンター(電話相談は予約制)に相談できます。JRAインフォメーションデスクでも相談を受け付けています。
まとめ
即PATは、「JRA指定の金融機関の口座かPayPayアカウントを用意する」「JRA公式サイトから登録して加入者番号を控える」「入金はまとめて1日2回までに」「締切は発走1分前、でも混雑する10分前より前に買う」の4点を押さえておけば、はじめてでも迷わず使えます。手数料や発売時間は変わることがあるので、使う前にJRA公式サイトの最新の案内も確認してください。






