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平日の夜に地方競馬をスマホで楽しみたいなら、楽天競馬がいちばん手軽な入口のひとつです。楽天競馬は南関東4場(浦和・船橋・大井・川崎)を含む地方競馬全場の馬券をパソコンとスマホで買えるサービスで、登録には「楽天会員のID」と「楽天銀行の口座」が必要です。この記事では、楽天競馬の公式ヘルプに書かれている内容だけをもとに、登録から入金、馬券の購入、精算までの流れを順番に整理します。記事中の数字は2026年10月27日に楽天競馬の公式ページで確認したものです。
楽天競馬でできること・できないこと
最初に、楽天競馬で買える馬券の範囲を押さえておきましょう。地方競馬が中心のサービスなので、中央競馬(JRA)の土日のレースは買えません。
| 項目 | 内容(楽天競馬 公式) |
|---|---|
| 買える馬券 | 地方競馬全場(帯広・門別・盛岡・水沢・浦和・船橋・大井・川崎・金沢・笠松・名古屋・園田・姫路・高知・佐賀) |
| JRAの馬券 | 購入できない。ただし地方競馬場で行われるJRAと地方の交流重賞(ダートグレード競走)は購入できる |
| 入会できる人 | 20歳以上。入会費・年会費はかからない |
| レース映像 | ライブ映像・過去のレース映像を無料で視聴でき、最大4場を同時に見られる |
| 締切 | 各レースの発走予定時刻の2分前。レース前日には投票できない |
中央競馬もネットで買いたい方は、JRAの公式ネット投票「即PAT」を別に用意します。手順はJRA即PATの始め方にまとめました。
登録に必要な3つのもの
楽天競馬の公式ヘルプでは、会員登録に次の3点が必要と案内されています。
- 楽天会員のユーザIDとパスワード:楽天市場などで使っている楽天会員のIDです。まだ持っていない方は、先に楽天会員に登録します。
- 楽天銀行の口座:馬券を買うお金の出し入れに使います。楽天競馬の案内では、口座開設の申し込み自体は最短3分ですが、開設には2日から2週間程度かかるとされています。
- 楽天銀行のユーザID・ログインパスワード・暗証番号:口座開設後に楽天銀行から届く書類に書かれています。楽天会員のIDとは別のものなので混同に注意してください。
週末のナイター開催に間に合わせたいなら、楽天銀行の口座開設を最初に済ませておくのが近道です。なお、楽天競馬では登録時に所定の審査を行う場合があり、その場合は審査完了まで5日ほどかかり、それまではログインできないと案内されています。日程に余裕をもって準備しましょう。
登録から馬券購入までの流れ
ステップ1:楽天競馬会員に登録する
楽天競馬の公式サイトの「楽天競馬とは」のページにある新規会員登録から進みます。楽天会員でログインすると、楽天競馬会員の登録画面に移ります。
ステップ2:楽天銀行の口座を登録する
楽天銀行の口座をまだ持っていない場合は、ここで口座開設を申し込み、キャッシュカードと書類が届いてから楽天銀行口座の登録に進みます。楽天競馬の案内では、楽天競馬の登録前に楽天銀行口座のログインパスワードと暗証番号を設定しておく必要があります。
ステップ3:投票口座に入金する
馬券を買うには、楽天銀行の口座から楽天競馬の「投票口座」へお金を移す「入金」が必要です。公式ヘルプでは、入金の条件が次のように案内されています。
| 項目 | 内容(楽天競馬 公式ヘルプ) |
|---|---|
| 入金手数料 | かからない |
| 回数 | 1日99回まで |
| 金額 | 100円から9,990,000円まで、100円単位 |
| 入金できる時間 | 発売開始時刻から最終レース発走時刻の20分後まで(発売開始は原則10時、ナイター開催だけの日は12時になることがある) |
| 注意 | 混雑時は入金処理に数十分かかることがある |
楽天銀行の口座からの入金のほかに、楽天ポイント(通常ポイント・期間限定ポイント)や、PayPay残高のうち「PayPayマネー」を「投票マネー」としてチャージして馬券を買う方法もあります。ただし公式ヘルプによると、チャージしたポイントやPayPayマネーは精算(現金として口座に戻すこと)ができません。提携サービスから交換したポイントや、PayPayマネーライト・PayPayポイントはチャージできない点にも注意してください。
ステップ4:買い目を選んで投票する
出走馬と式別(単勝・馬連・3連単など)を選び、「馬券カゴ」で金額を入れて、4桁の暗証番号を入力すれば投票完了です。投票すると内容は変更できないので、確定前に画面をよく確認しましょう。楽天競馬には、通常投票のほか、オッズ画面から選ぶ「オッズ投票」、選んだ馬を複数の式別でまとめて買える「シングル投票」、スピード重視の「投票Lite」などがあります。初めての方は通常投票から始めると迷いにくいです。
ステップ5:精算する(お金を口座に戻す)
投票口座に残ったお金や払戻金を楽天銀行の口座に戻すのが「精算」です。精算は金額を指定できず、全額が戻ります。精算後にまた買うときは、もう一度入金が必要です。マイページで「当日一括精算」を設定しておくと、開催終了後に残高がまとめて口座へ戻ります。「自動繰越」にすると翌日の購入に回せます。
ポイントとキャンペーンの考え方
楽天競馬では、毎月エントリーが必要なポイント還元キャンペーンが行われています(2026年10月時点)。還元の対象になる競馬場やレース、賭式は日ごとに決まり、条件の細かい部分も月によって変わります。そのため、この記事では還元率の数字は紹介しません。参加する場合は、楽天競馬のキャンペーンページで対象と注意事項を確認し、エントリーを忘れないようにしましょう。
ポイントはあくまでおまけです。「ポイントのために買う量を増やす」のではなく、「買う予定のレースでポイントがつけば得」くらいの距離感で付き合うのが、長く楽しむコツです。
地方競馬ナイターと組み合わせると楽しい
地方競馬の大きな魅力は、平日やナイターの開催が多いことです。仕事帰りに大井競馬場や川崎競馬場、船橋競馬場へ寄って、現地でもつ煮込みやラーメンを食べながら観戦し、帰りの電車では残りのレースを楽天競馬で買う、という楽しみ方もできます。楽天競馬はライブ映像が無料なので、現地を出たあとでもレースを見届けられます。
ナイター開催のある競馬場と場内グルメは地方競馬ナイターの楽しみ方で紹介しています。競馬場ごとのアクセスは大井競馬場、川崎競馬場、船橋競馬場、浦和競馬場の各ページで確認できます。
出走表を手元で見たい方へ。楽天競馬の公式サイトには、楽天ポイントでも買える「地方競馬ネット新聞」の案内があります。新聞やデータの選び方は競馬新聞・スポーツ紙の電子版の選び方を参考にしてください。
馬券は20歳になってから・のめり込みが心配なとき
馬券を買えるのは20歳以上です。楽天競馬も20歳以上の方だけが入会できます。予算は前日までに「1日いくらまで」と決めておき、取り返そうとして買い足さないことが大切です。
のめり込みに不安があるときは、ひとりで抱え込まずに相談してください。公営競技の主催者でつくる全国公営競技施行者連絡協議会は、本人や家族のための公営競技ギャンブル依存症カウンセリングセンター(電話相談は予約制)を設けています。厚生労働省の依存症についてもっと知りたい方へでは、保健所や精神保健福祉センターなどの相談先が案内されています。
まとめ
楽天競馬を始める手順は、「楽天会員のIDを用意する」「楽天銀行の口座を開く」「楽天競馬に登録して楽天銀行口座をつなぐ」「入金して買う」の4段階です。いちばん時間がかかるのは楽天銀行の口座開設なので、地方競馬のナイターに行く予定が決まったら、早めに準備を始めましょう。入金手数料や締切などの条件は変わることがあるので、使う前に楽天競馬の公式ヘルプも確認してください。


