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競馬のネット投票を始めるとき、最初につまずきやすいのが「どの銀行口座なら使えるのか」です。ネット投票のサービスごとに使える金融機関が決まっていて、中央競馬(JRA)の即PAT、地方競馬の楽天競馬・SPAT4・オッズパークでは対応する銀行が少しずつ違います。この記事では、各サービスの公式ページに載っている対応金融機関を1つの表にまとめ、クレジットカードで買えるJRAダイレクトの条件も整理します。表の内容は2026年10月27日に各公式ページで確認したものです。

ネット投票サービスの基本(4つ+カード1つ)

サービス運営買える馬券
即PATJRA(日本中央競馬会)中央競馬。JRAが発売する日は地方競馬・海外競馬も
楽天競馬競馬モール株式会社地方競馬全場(JRAの馬券は不可。地方競馬場で行われる交流重賞は可)
SPAT4南関東4競馬(浦和・船橋・大井・川崎)が共同で運営地方競馬全レース
オッズパークオッズ・パーク株式会社地方競馬・競輪・オートレース(ホッカイドウ競馬と南関東競馬は不可)
JRAダイレクトJRA中央競馬(クレジットカード払い)

中央競馬だけなら即PAT、地方競馬も買うなら楽天競馬・SPAT4・オッズパークのどれかを追加する、という組み合わせが基本です。

対応金融機関の一覧表

各サービスの公式ページに載っている金融機関を並べました。「○」は公式の一覧に記載がある金融機関、「—」は記載がない金融機関です。

金融機関即PAT楽天競馬SPAT4オッズパーク
楽天銀行○○○○
PayPay銀行○—○○
ドコモSMTBネット銀行(※1)○—○○
auじぶん銀行○—○○
三井住友銀行○—○○
三菱UFJ銀行○—○○
ゆうちょ銀行○—○○
りそな銀行○—○○
埼玉りそな銀行○—○○
イオン銀行——○○
千葉銀行——○○
横浜銀行——○○
PayPay(アカウント)○(※2)チャージのみ(※3)——
  • ※1 住信SBIネット銀行は2026年8月3日にドコモSMTBネット銀行へ商号を変更しました(同行の公式発表)。オッズパークの公式ページの一覧では旧名称の「住信SBIネット銀行」と表記されています。
  • ※2 即PATのPayPay登録はスマートフォンからのみ。本人確認済みのアカウントが必要です。
  • ※3 楽天競馬は楽天銀行口座での登録が前提で、そのうえでPayPayマネーや楽天ポイントを「投票マネー」としてチャージできます。チャージ分は精算(現金で口座に戻すこと)ができません。

オッズパークは、上の表のほかに北洋銀行・北海道銀行・七十七銀行・東邦銀行・常陽銀行・足利銀行・群馬銀行・スルガ銀行・八十二長野銀行・北陸銀行・十六銀行・百五銀行・京都銀行・池田泉州銀行・中国銀行・広島銀行・四国銀行・福岡銀行・西日本シティ銀行・十八親和銀行にも対応しています(東邦銀行は、登録完了後に入金・投票できるのが翌銀行営業日17時から)。地方銀行の口座しかない方は、オッズパークの一覧を確認してみてください。

表から分かる選び方

中央も地方も1つの口座で済ませたい

表のとおり、楽天銀行は4つのサービスすべての一覧に載っています。楽天競馬は楽天銀行の口座が必須なので、楽天競馬を使う予定があるなら楽天銀行の口座がひとつあると便利です。楽天銀行の公式ページでも、楽天競馬・SPAT4・オッズパークの3つの地方競馬投票サービスが使えると案内されています。

今ある口座をそのまま使いたい

三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・PayPay銀行・auじぶん銀行・ドコモSMTBネット銀行は、即PAT・SPAT4・オッズパークの3つに対応しています。すでにこれらの口座を持っているなら、新しく口座を作らずに中央競馬と地方競馬の両方をネットで買えます。

地方競馬を平日やナイターも楽しみたい

即PATでも地方競馬の馬券は買えますが、JRAが発売する日に限られます。地方競馬を平日のナイターまで楽しみたい場合は、地方競馬専用のサービスを1つ足すほうが向いています。

それぞれの登録手順はJRA即PATの始め方と楽天競馬の始め方で詳しく説明しています。

口座を登録するときの注意点

  • 法人名義の口座は使えない:即PATの案内に明記されています。
  • A-PATで使っている口座は即PATに登録できない:三菱UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行では、A-PATや担保ARSで利用中の口座は即PATに登録できません。
  • キャッシュカードが届いてから:ゆうちょ銀行など、キャッシュカードが手元に届いていないと登録できない場合があります。新しく口座を作ったら、カードの到着を待ってから登録しましょう。
  • 入金手数料はサービスごとに違う:即PATは1日2回目まで無料で3回目以降は1回15円(JRA FAQ)。楽天競馬は入金手数料なし(楽天競馬ヘルプ)。オッズパークは入金・精算手数料とも無料(公式)。SPAT4は入金手数料が「当分の間は無料」、精算手数料はかからないと案内されています(SPAT4 FAQ)。

クレジットカードで買うならJRAダイレクト

JRAダイレクトは、JRA指定のクレジットカードで中央競馬の馬券を買えるサービスです。入金・出金の手間がなく、カードがあれば登録当日から使えます。ただし、口座型の即PATとは条件がかなり違います。

項目内容(JRA公式)
使えるカードJCBカード、UCカード、三井住友カード、MUFGカード(旧UFJカード・旧DCカードを含む)、NICOSカード(JAカードを含む)、楽天カード、セゾンカード、クラブ・オン/ミレニアムカード・セゾン、出光カード、ジャックスカード、ダイナースクラブカード
システム利用料100円(税込)/回
最低購入金額1,000円/回(発売単位は100円)
利用限度100,000円/月(システム利用料を含む)
締切各レース発走2分前
払戻金土日分をまとめて、カードの利用代金の支払い口座へ振り込み(払戻金で次のレースは買えない)

指定のカードでも、家族カード・法人カード・一部の提携カード、20歳未満の方、カードの名義と支払い口座の名義が違う場合は登録できません。登録できるカードは1人1枚までです。システム利用料が毎回かかるので、少額を何度も買う使い方より、買うレースを絞って使う方に向いています。

馬券は20歳になってから・のめり込みが心配なとき

馬券を買えるのは20歳以上です。ネット投票は口座から直接お金が動くので、使う前に「1か月にいくらまで」を決め、生活費の口座とは分けて管理すると安心です。JRAには、本人や家族の申請による電話・インターネット投票の利用停止や、購入上限額の設定の仕組みがあります。詳しくはJRAのギャンブル等依存症対策をご覧ください。

のめり込みに不安がある方とその家族は、公営競技ギャンブル依存症カウンセリングセンターや、厚生労働省の依存症についてもっと知りたい方へで案内されている保健所・精神保健福祉センターに相談できます。

まとめ

ネット投票に使う口座は、「中央だけなら即PAT対応の口座」「地方も買うなら楽天競馬・SPAT4・オッズパークのどれかに対応する口座」で選ぶのが基本です。楽天銀行は4サービスすべてに、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行などは即PAT・SPAT4・オッズパークの3つに対応しています。対応金融機関や手数料は変わることがあるので、登録の前に各サービスの公式ページで最新の一覧を確認してください。競馬場での観戦と組み合わせるなら、東京競馬場や中山競馬場の場内グルメもあわせてどうぞ。